あおのり世相をぼやく

　開業直後でもあり、このワタクシのようなミーハーな客が沢山いたり、そもそもラッシュ時なのでごった返しているのは仕方がない。
　新宿三丁目駅。時間はちょうど午後１０時。
　時刻表によると、森林公園行きの急行が来る時間である。
　おっ、電車がホームに入ってきた。
　意外にもガラガラである。

　「この電車は池袋行き各駅停車です」
　あれっ、行き先も種別も違うぞ。
　「副都心線はダイヤが乱れておりますため、渋谷・池袋間で折り返し運転をしております」
　なんでやねん。。。
　とりあえず、電車は出発した。
　ところが、三駅目の雑司ヶ谷駅で「時間調整」という理由で、１０分程度止まってしまった。
　おまけに、「この電車は、和光市行きに変わります」ときたもんだ。
　どうなっているのだ？

　池袋駅で降りたときに、別の客が駅員に状況を聞いていた。
　そばに近付いてそれとなく聞いていると、、、なにやら「終日遅延状態が続いている」、「相互乗り入れ区間にも影響が出ているため、相互乗り入れを打ち切っている」、「いつ復旧するかは判らない」などということであった。
　なんとか池袋駅に着き、丸の内線に乗り換えて帰宅した。(この乗り換えは極めてうまくできていた)

　で、家でネットを見てみると、以下のような記事を発見した。

(引用)
＜東京メトロ＞１４日開業の副都心線、「不慣れ」で遅れ
2008年6月16日(月)14時7分配信　毎日新聞
　１６日午前７時２０分ごろ、東京都練馬区小竹町の東京メトロ副都心線小竹向原駅で、和光市発渋谷行き電車の発車が、同線に乗り入れている西武池袋線との接続待ちのため５分ほど遅れた。さらに、乗務員交代で西武の車両に乗り込んだ東京メトロの乗務員が、行き先などをタッチパネルで入力する操作に手間取って副都心線のダイヤの乱れが拡大。最大で３４分の遅れとなった。
　同社は「運転士が不慣れで戸惑った」と説明している。渋谷－和光市駅（２０．２キロ）を結ぶ副都心線は１４日に開業したばかり。
(引用終)

　「手間取った」とか「戸惑った」で、ダイヤがボロボロになってしまうとは。そんなことは、開業前に訓練しておいてほしいものである。

　そこで、４月にぼやいた「鉄道が遅れる理由」を思い出した。
　そのときの話は、鉄道が遅れるのは、「通勤・通学に不慣れな新入社員、新入生らが一部の車両に集中し、乗降に時間がかかるためだ」といういかにも客が悪いというような話であった。
　このワタクシは、そのとき「問題は、ちゃんと誘導もできない公共交通機関の新入社員ではないのか。。。」と締めくくったのだが、悪いけれども、やはりそうであったとしか言いようがない。

(関連エントリー)
　「丸の内線ホームドア」
　「田園都市線、、、動かず。。。」
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　「列車遅延情報に思う。。。」