あおのり世相をぼやく

　中華料理屋で昼飯を食べながら打合せ。
　話が弾んで、結果的に昼の部の閉店までネバってしまった。
　店を出ると、台風ではないかと思われるくらいの強風と砂埃。
　一瞬数十メーター先のビルが砂埃で見えなくなるくらいであった。
　先方の事務所で少し打合せした後、帰路についた。
　
　砂埃はこんな感じ。
　(上空左側の白っぽい部分は全部"砂")
　新橋駅前にて

　このワタクシの向かっている方向は、まさしく砂の中。
　下手をすると渋滞が起こっているかもしれない。

　ナビを確認。
　あれれ、砂のかなり先では通行止めが。

　このワタクシは、まさに、写真の下側の「×」のある四ッ谷駅のところから、右上の「×」のある市ヶ谷駅の方に外堀通りを抜けていこうとしていた。
　しかし、その「×」と「×」の間の道路の表示が水色(渋滞はない)になっているので、駅前だけがピンポイントで通行止めだと判断した。
　前進あるのみ。

　外堀通りで、特許庁の横を抜け、溜池を抜け、赤坂見附を抜け、迎賓館の横までやってきたが、そのあたりから車が動かなくなった。
　再度ナビを見る。

　おいおい、さっきは水色だった道路の表示が黒(通行止)に変わっているぞ。
　いきなりそう言われても。
　四ッ谷駅の前になんとか到達すると、警察が総出で、「右か左に曲がれ」と誘導している。
　仕方なく、新宿通りを右折し、堀を渡り、上智大学の前で再び左折して、堀の横の細い一方通行で市ヶ谷駅方面に抜けた。
　昔、この横の土手でよくデートしたものだった。(そんなことは、今関係ない。。。)

　このワタクシは、市ヶ谷駅前で左折し、外堀通りに戻ろうとしているのだが、駅までは再び渋滞だ。
　多分、堀の向こう側で、四ツ谷方面への左折を禁止しているのだろう。

市ヶ谷駅前

　渋滞の中をなんとか堀の上まで進んだ。
　
　ぎょえ、ビルが崩壊している。
　それをクレーン車が支えているようだ。
　(この写真では判りにくいが)

　数分後、このワタクシは、コインパーキングに車を止め、徒歩で現場に急行した。
　なぜそういう行動を取ったのかは判らない。、、、が、いつものことだ。

　どうやら、ビルの屋上にある広告版が崩落したようだ。

　まだ落ちてきそうな状況は続いている。　
　

　角度を変えてみた。
　こりゃひどい。

　落ちてきた残骸。。。　
　鉄パイプ１００本くらいはあるだろうか。

　しかし、こんなものが空から落ちてきたら相当な怪我人が出たに違いない。

　その場に数時間はいたと思われるオバハンが、いろんな人に語っている。
　「私、たまたま下にいたのよ～。
　　そしたらさ～、空から鉄パイプが降ってくるわけ～。
　　あの風でしょう、、、真っ直ぐには落ちてこないのよ～。
　　風にあおられて、あっちに、こっちに、落ちてくるわけ～」
　語尾を何とかしてくれ～。
　いずれににしても、そんな惨状だったようだ。

　マスコミも集結。

　日が暮れた。。。　

　とにかく寒かった。

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